映画ウッドストック

ニュースによると、ウッドストック・フェスティバル50周年を記念して開催予定だった「ウッドストック50」が、ほぼ中止になるそうです。
50年前同様に今回も主催者であるマイケル・ラング氏は未だ開催を諦めていないようですが・・・出資者の電通とプロダクションのSuperflyが撤退したそうで、開催は不可能になったみたいです。

ところで、今月号の雑誌プレイヤーにウッドストック50周年記念の記事が載っていて、なかなか面白かったです。
なんでも、筆者は1970年に映画「ウッドストック」を長野の映画館で観たそうで・・・ザ・フーの演奏シーンに衝撃を受けてファンクラブを立ち上げ・・・その後、ロンドンにまで会いに行き、音楽ライターになったそうです。

ちなみに、私の場合、映画「ウッドストック」は、テレビで放映された時に観て、ヒッピーの男女が真っ裸になり池で泳ぐシーンが衝撃でした。
肝心のミュージシャンでは、やはり、ラストに登場したジミヘンの演奏に感銘を受けました。
特に、「星条旗よ永遠なれ」で、適当に弾いているみたいなのに、そのサウンドの美しさに驚いたのです。

記事にも書かれていますが・・・この映画、3時間5分という長編にもかかわらず、イベントに参加したアーティストでも出演していない人が多くいたのです。
それで、後に約40分長いディレクターズ・カット版が作られましたが・・・筆者は、まだ未発表の演奏フィルムがあるのなら、是非DVDかブルーレイで公開して欲しいと書いています。
そういえば、ジミヘンのウッドストックでの演奏を収めたDVDもあったので・・・それぞれのアーティストを同様に撮影していたのなら、まだまだ未発表の映像がありそうですね。

ちなみに、このジミヘンのDVD・・・スケジュール進行の遅れで、ジミヘンが登場したのは、3日間の予定だったのが4日目の朝になってしまい・・・既に多くの観客が帰ってしまったため、会場の空きスペースが目立つ映像なのですが・・・観客の中には、イベントに参加していない有名ミュージシャン達も居て・・・アメリカ本土では未だ有名ではなかったけど、音楽通には注目されていたのが判ります。

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映画「ウッドストック」 プログラム

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ウッドストック 愛と平和の3日間 ディレクターズ・カット」 ワーナー・ホームビデオ

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ジミ・ヘンドリックス ライヴ・アット・ウッドストック デラックス・エディション」 ユニバーサル・ミュージック