先日、レオン・ラッセルの死去のことを書きました。
その結果、誕生したのが、エリック・クラプトンの代表曲「愛しのレイラ」であり、そのバンドのデレク&ドミノスでしょう。
クラプトンは、彼らのサウンドを気に入り、そのままバンドに参加します。
というか、フレンズという名前の通り、その都度、セッション的に色々なミュージシャンが参加するようなバンド形態だったようです。
この時期、発表されたのが「オンツアー・ウィズエリック・クラプトン」というアルバムですが・・・これは、イギリス・ツアーのライヴ・アルバムで、残念ながらレオン・ラッセルは参加していません。
そして、クラプトンはフレンズのメンバーを誘って、デレク&ドミノスを結成します。
今日とりあげる、デイヴ・メイソンは、クリーム同様に60年代のブリティッシュ・ロックを代表するバンドであるトラフィックのオリジナル・メンバーで・・・トラフィックを脱退してからアメリカに渡り、クラプトンより先にデラニー&ボニー&フレンズに参加しています。
もちろん、上記の「オンツアー・ウィズエリック・クラプトン」にも、クラプトンと並んでギタリストとして参加しています。
ちなみに、空中分解したブラインド・フェイスは、元トラフィックのスティヴィー・ウィンウッドとクラプトンが作ったバンドだったというのは、ちょっと皮肉な感じがします。
こんな感じで、70年代には、クラプトンと似たタイプのギタリストという印象が強かったのですが・・・最近は、音沙汰がなくて、ちょっと寂しいですね。