デレク&ドミノス

11月29日はジョージ・ハリソンの命日でした。

亡くなったのは2001年の11月29日(享年58歳)だったので、かれこれ21年も経ったのですね。

ちなみに、ジョン・レノンが亡くなったのは1980年12月8日(享年40歳)だったので、もう42年前・・・月日が経つのは早いもんです。

(善人は早死にすると言いますが、平和運動なんかに力を入れていた順に亡くなっているようです)

 

ジョージ・ハリソンが亡くなる直前に発表したのが「オール・シングス・マスト・パス~ニュー・センチュリー・エディション」で・・・「オール・シングス・マスト・パス」のデジタル・リミックスに「マイ・スィート・ロード2000」等の曲を追加したアルバムでした。(亡くなった時に未完成だったアルバムは後に「ブレイン・ウォッシュド」として発表されます)

 

ジョージ・ハリソンといえば・・・少し前にデラニー&ボニー&フレンズの英国ツアーに参加した事を書きました。

その後、フレンズのメンバーであったボビー・ウィトロック、カール・レイドル、ジム・ゴードンデイヴ・メイソンはクラプトンと行動を共にし、デレク&ドミノスとなります。(以前も書きましたが、デイヴ・メイソンはデレク&ドミノスのデビュー・コンサート後にバンドを離れます)

 

で、「オール・シングス・マスト・パス」には、この時期のデレク&ドミノスのメンバーが参加しています。(クラプトンはデレク&ドミノスの初アルバムは「オール・シングス・マスト・パス」だと語っています)

「オール・シングス・マスト・パス」のApple Jam部分の「Plug Me In」や「Thanks For The Pepperoni」では、エリック・クラプトンジョージ・ハリソンデイヴ・メイソンのギター・バトルを聴くことができます。

 

また、同時期の録音されたデレク&ドミノスのファースト・シングルにも、ジョージ・ハリソン(及びデイヴ・メイソン)が参加しています。

このファースト・シングルは、以前は幻のレコードと言われていましたが・・・クラプトンのコンピレーション・アルバム「クロスロード」で聴くことができるようになりました。

 

ちなみに、このコンピレーション・アルバム「クロスロード」には、デレク&ドミノスの未完成に終わったセカンド・アルバムのセッション曲が収録されているので話題になりました。

少し前にセカンド・アルバムを再現した50周年記念盤6CD「別離のエチュード」が売り出され、すごく期待したのですが・・・同じ曲のバージョン違い等のセッション集といった感じで・・・完成度も低いため、セカンド・アルバムが没になったのが理解できます。

「クロスロード」の収録曲で十分でした。

 

オール・シングス・マスト・パス ニュー・センチュリー・エディッション
ジョージハリソン

ブレイン・ウォッシュド ジョージ・ハリソン

クロスロード エリック・クラプトン

別離のエチュード 6CD デレク&ドミノス