ローズウッド指板

最近、寒いせいか朝起きるのが辛いですが・・・新聞屋さんもそうなのか?配達時間が遅くて困ります。
朝、家を出る頃にやっと配達されるので・・・帰宅してから夕刊と一緒に朝刊を読んでいます。

そういえば、近年、ネットでニュースを読む人が増えているので、購読者が減って困っていると新聞屋さんが言っていました。
ひょっとしたら、配達員を減らしたので、配達時間が遅くなってしまったのでしょうか?
しかし、朝、朝刊が読めないとなると・・・さらに、購読者が減って・・・悪循環になってしまうと思います。

ところで、以前、ローズウッド全般がワシントン条約の規制になった事を書きました。
ヴィンテージ・ギター好きのため、新しいギターにあまり興味がなかったのですが・・・気が付いたら、ローズウッド指板が姿を消しつつあるのですね。
なんでも、フェンダーは、メキシコ産のような廉価版はパーフェロー指板に置き換わっていて・・・ギブソンはベイクド・メイプル指板に置き換わっていました。

ちなみに、パーフェローって、特に安い材という訳ではなく、以前から、スティーヴィ―・レイヴォーン・モデル等の高級機にも使われていました。
だから、コストの問題というよりも、ローズウッドの入手が難しくなってしまったのが理由みたいです。
別名、ボリビアン・ローズウッドと言われるように、ローズウッドに似た見た目ですが、密度が濃くエボニーに近いサウンドが特徴です。

一方、ベイクド・メイプルは名前の通り、メイプルを焼いて(熱処理して)茶色に変色させたもので、やはり、ローズウッドよりは密度が濃くエボニーに近いサウンドがするそうです。
そういえば、ギブソンは、エボニーの代わりにリッチライトという人口樹脂の指板も使っています。
なんでも、違法な木材入手によりFBIの操作が入り、保管していたローズウッドやエボニーを没収されてしまい、違う木材を使わざるを得なくなったみたいです。
若者のギター離れから、経営が悪くなって、違う木材に手を出したけど・・・ギブソンに高品質ギターをイメージしているお客が離れていきそうで・・・悪循環に陥らなければ良いのですが・・・
なんとなく、新聞屋と構図が似ているような気がします。

なぜか、代用材はエボニーに近いサウンドの物が多いみたいなので、ローズウッド指板が好きな方は、価格が高騰しないうちに入手した方が良さそうです。