恵比須様と大黒様

昨日は、昔、世田谷のボロ市で購入した、小さいアジアの仏像の事を書きました。
日本の仏像とは、ちょっと違った感性が感じられる造形ですが、なかなか趣があります。

昨日、その仏像を探した時に一緒に出てきたのが、やはり世田谷のボロ市で購入した小さい恵比須像と大黒像です。
ちなみに、恵比須様と大黒様は七福神に入っていますが・・・本来、恵比須様は日本の神、大黒様はインドのヒンドゥー教の神です。
もっとも、大黒様は読み方が一緒という事から、のちに大国主命と同一とみられるようになったため、大国主命の子供が恵比須様(事代主神)という関係と、さらに両者とも商売繁盛、繁栄をもたらす神でもあるため、セットで信仰されるようになったみたいです。

ちなみに、この二つの像ですが・・・最初に購入したのは、大黒様です。
ボロ市のお店で単体で売られているのをみつけたのですが・・・お店の人によると、銀製とのことで・・・たまたま、持っているお金で買えましたけど・・・小さいくせに少々お高かったです。

で、1年後のボロ市で、恵比須様を売っているのをみつけて・・・これは買って、一緒にしてあげなければならないと思ったのです。
おそらく、右手には釣り座を持っていたのだと思いますが・・・既に紛失していました。
もっとも、それで値段が安くなっている訳ではありません・・・やはり少々高かったです。
何故、別々に売られていたのか?判りませんが・・・もし、セットで売られていたら、ポケットマネーで買えなかったので・・・何か縁があるような気がします。

恵比須様を見つけた時、前年の大黒様と似ていると思ったのですけど・・・同じセットなのか?少し不安でした。
しかし、家に帰って並べて見たら、大きさや顔の造りなんかも、ほぼ同じ・・・明らかに同じ製造によるセットですね。

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