ギルド F-30

またまた、新しいギターを買ってしまいました。
ネット・オークションを見ていたら、格安でギルドのF-30NTが出品されていたので、思わず落札してしまったのです。

もっとも、格安には訳があり・・・ジャンクとなっていたのですが・・・どうやらナットが割れているだけ、他には悪いところもなさそうだったのです。

で、届いたギターを調べてみたら・・・やはり、ナットを交換すれば良いだけ・・・一応、ギターコレクターなので、リペア用品は結構あり、もちろんナットも幾つか保管してあるので、全然、問題はありませんでした。
このF-30NT、シリアルを調べたら1978年製で・・・さすがに同年代のギブソンやマーチンほど高くはありませんが・・・おそらく市場価格は10万円台半ばぐらい・・・それを7万円という格安で手に入れた事になりました。

ちなみに、ポール・サイモンが使っていた1960年代のF-30Rのような000(トリプル・オー)タイプと異なり、この年代はスモール・ジャンボといった感じのボディ・シェイプにモデル・チェンジしています。
古い000タイプの方が人気がありますが・・・個人的には、このスモール・ジャンボの形って、デザイン的に好きなのです。

そんな訳で、スモール・ジャンボでローズウッド・ボディのF-30RNTやマホガニー・ボディの12弦F-112NT なんかも所有しているので・・・通常のマホガニー・ボディのF-30NTも欲しかったのです。

さて、このF-30NTのサウンドですが・・・マホガニーらしく繊細な感じなのですが、ボディ厚がありスケールも長いので、意外とパワフルな感じも・・・そのパワフルさは000よりはドレッドノートに近いですが、バランスが良いのは、丸みのあるジャンボ・ボディのせいでしょう。
という訳で、とても良い買い物をしたと満足しています。

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ギルド F-30NT 1978年製

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ギルド F-30RNT 1980年製

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ギルド F-112NT 1980年製