ギルドのアコースティック・ギター

先日、マーチンのドレッドノート・モデルについて書きました。
最近は、000(トリプルオー)のような小型モデルも見直されていますが、やはり、マーチンといえばドレッドノート・モデルという印象が強いです。

ギブソンのアコギ、マーチンのアコギと書いてきたので、今日は御三家であるギルドのアコギについて書こうと思います。
というか、昔のフォーク・ブームの頃は、確かに御三家という感じだったのですが・・・最近は、かなり水をあけられてしまった感がありますね。
フォークブームが去った後、ギルド社を所有する会社が、あれこれ移り変わったので、それも致し方ないという気もします。

もっとも、製品自体は、ギブソンやマーチンと、それほど大きな差がある訳でもないので、ある意味、コストパフォーマンスが高いとも言えるでしょう。
特に、ギブソンやマーチンと肩を並べていた頃の、1960年代、1970年代のギターも中古市場で安く取引きされているので、ねらい目だと思います。
よくギルドは、ギブソンとマーチンの中間のサウンドと言われますが・・・個性に乏しいところが欠点だと思います。
しかし、逆の見方をすれば、それだけオールマイティに使えるとも言えるでしょう。

前ふりが長くなりましたが、私はそれほどギルドを持っている訳ではありません。
正直言って、ギブソンやマーチンと比べると、面白みに欠ける感じがするのです。
以前は、ドレッドノートのモデルも持っていましたが、やはり個性が今一つな感じがして手放してしまいました。
現在持っているのは、ジャンボ・ボディで独自の個性を感じるギターです。

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ギルド F-50R 1978年製
サイド&バックがローズウッドで、ギブソンのJ200なんかとは一味違います。

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ギルド F-30R 1980年製
ローズウッドのサイド&バックの小ぶりなジャンボ・ボディ、音のバランスが凄く良いです

イメージ 3
ギルド F-45CE 1986年製
メイプルのサイド&バックで、PU搭載、カッタウェイ付き24フレット

イメージ 4
ギルド S-4CEソングバード 1996年製
マホガニー材をくり抜いてスプルースのトップを張ったエレアコ、エレキの様に弾けて生音もそこそこあります。