今日は、やはりドナルド・トランプ氏の当選が確実になった事について書きたいと思います。
ヒラリー・クリントン優位と伝えられていましたが、隠れトランプ支持者がいるので、イギリスのEU離脱の様に、意外な結末もありえる、と思っていたら、まさにその通りになりました。
先日も書きましたが、隠れトランプ支持者は、ヒラリー・クリントンに象徴される富裕層への反発であり、心からトランプ氏を支持しているという訳ではなさそうです。
それにしても、ここまで隠れトランプ支持者が多いという事は、それだけ現在の政治体制への不満があったという事だと思います。
このため、自由の国アメリカという幻想は、崩壊してしまって、2度と元に戻らないような気がします。
そもそも、これらの文化は、ベビー・ブーマー(日本では団塊のお世代)による、1960年代の若者文化が元になっています。
トランプ氏が大統領になっても、その政策実行力は乏しく、あまり変わらないという見方もありますが・・・アメリカ人の意識が変わることにより、ベビー・ブーマーが作った社会から抜け出し、新たな社会が現れるような気がします。
はたして、日本でも、団塊の世代が作り上げた社会から、変わるのでしょうか?
トランプ氏は、プーチン大統領を尊敬しているというので、ロシアとの関係も変わると思われます。
また、自衛隊の増強など・・・意外と、安倍首相にとっては、嬉しい主張かもしれません。
もっとも、安倍政権の足元を支えているアベノミクスは、崩壊の危機を迎えているみたいですね。