フェルメール展

今日は、上野の森美術館で開催されている「フェルメール展」を観に行ってきました。
もう少し前に観に行きたかったのですが・・・日時指定入場制だったので、事前にネットで予約して、セブンイレブンでチケットを発券してもらったりしたので、今日になったのです。

日時指定だったので、それほどではありませんけど・・・混んでいました。
やはり、フェルメールは人気があるようで・・・もし、日時指定でなかったら、一体、どんなだったのでしょうか?
ちなみに、日時指定の入場券は一般が2,500円と、一般的な展覧会に比べて、ちょっと高めでした。
なお、私は使わなかったですが・・・音声ガイドは無料です。

そういえば、上野の森美術館といえば・・・毎年、日本の自然を描く展で、私の絵も展示されているので・・・同じところにフェルメールの絵が展示されると思うと、ちょっと嬉しいですね。
もっとも、入場口は、いつもと違う横から入り・・・順路も、先に2階に行きフェルメール関連のオランダ絵画の展示、その後、1階に行き、フェルメールの作品が一堂に並んでいるという展示でした。

事前に入手したフェルメール展のチラシですが・・・コピー文に「2018年10月。あなたは日本にいますか?」というもので・・・かなり前から期待していたのですが・・・結果として、今ひとつな感じがしました。
期待が大きかったせいでしょうか?・・・見た事がある作品が多かったせいかもしれません。
そんな中、やはり、「牛乳を注ぐ女」は素晴らしかったです。
ちなみに、今回、初来日の作品は、「ワイングラス」と「赤い帽子の娘」の2点で、「ワイングラス」は良かったのですけど、「赤い帽子の娘」は、これがフェルメール?といった感じがしました。

それよりも、同時代のオランダ画家のハブリエル・メツーが描いた「手紙を読む女」とか「手紙を書く男」の方が、フェルメールらしかったです。
左に窓があったり、市松模様の床とか・・・・「手紙を読む女」なんて、フェルメールの登場人物と同じ柄の黄色の服を着ています。

なんでも、フェルメールの影響を受けたらしいというのですが・・・描かれた年代は、フェルメールの作品と同じ・・・当時から、フェルメールの評価は高くマネされていたようですね。
そんな感じで、他のオランダ絵画との関連性を考えながら、観るのが良さそうです。

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フェルメール展 図録と作品リスト
図録も作品リストも豪華です

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フェルメール展のチラシ