メトロポリタン美術館展

いよいよゴールデン・ウィークという事で、六本木の国立新美術館で開催されている「メトロポリタン美術館展」を観に行ってきました。

ネットで日時指定券を購入していたのですが、ちょっと早めに着きそうだったので、天気が良いこともあり、散歩がてら青山墓地の中を抜けて行こうとしたら・・・ちょっと道に迷って、遅れて到着してしまいました。

 

あまり期待していなかったのですが・・・なかなか素晴らしい展覧会でした。

開催期間は5月30日までなので、興味がある方は観に行った方が良いです。

 

少し前に、「フェルメールとオランダ絵画展」を観に行った事を書きましたが・・・あの展覧会では、修復でキューピットの姿が表れた絵が目玉でしたけど・・・展覧会のタイトルになっているフェルメールの作品はそれだけでした。

でも、今回の「メトロポリタン美術館展」にもフェルメールの絵が1点展示されていました・・・それも、今まで観た記憶がない作品だったので驚きました。

 

その他にも、カラバッジョ、ラトゥール、レンブラントルーベンスグレコ、ベラスケス、ゴヤ、コロー、セザンヌ、マネ、モネ、ルノワールドガゴッホゴーギャンシスレー等の有名画家か目白押し・・・非常に見ごたえがありました。

個人的に好きな、モネの晩年の抽象画っぽい作品もあって嬉しくなりました。

 

また、マリー・ドニーズ・ヴィレールという初めて知った女性画家が別の女性画家を描いた「マリー・ジョセフィーヌ・シャルロット・デュ・ヴァル・ドーニュ」という作品が良かったです。

(どっちが作品名か?画家名か?紛らわしい)

割れた窓のところで、顔をこちらを向けてデッサンをする若い女性が描かれているのですけど・・・シンプルな構図や女性の顔立ちが現代的なので、20世紀初頭位に描かれた作品かと思ったら、描かれたのが1801年というのでビックリしました。

 

メトロポリタン美術館展」 チラシ、チケット、作品リスト

 

メトロポリタン美術館展」 図録