ロヒンギャ

今日、特養にいる母の面会から帰ってきて、郵便受けを覗いたら、ユニセフの領収書が届いていました。
開けて見たら、
寄付したのが、随分前なので、すっかり忘れていましたが・・・ロヒンギャ難民緊急募金」の領収書でした。

ちなみに、昔から、あtらこちらに寄付をしているのですが・・・以前は、寄付金は自分の手から離れたお金だという意識で、忘れるようにしていて・・・領収書も貰っていませんでした
しかし、ある人から、確定申告で寄付金控除を受けて、そのお金をまた寄付した方が、世の中のためになると指摘されたので・・・領収書を貰うようになったのです。

ところで、ロヒンギャ難民といえば・・・今日見たネットの記事で、へえ~、そうだったの・・・と、思ってしまいました。
今まで私は・・・ロヒンギャといえば、ミャンマーに住むイスラム教徒の民族で、仏教徒ともめごとが多く、ロヒンギャ武装組織の襲撃に対して、ミャンマー国軍が掃討作戦を行ったため、逃げたロヒンギャの人々が隣国バングラデッシュなどで難民になっている・・・と、いったような認識をしていました。

しかし、ロヒンギャは民族ではなく、ミャンマーにはロヒンギャ以外にもイスラム教徒が沢山いるそうです。
つまり、一部メディアによる、ミャンマー国軍の行動は民族浄化だという非難は的外れだし、宗教対立だという指摘も間違っているそうです。
なんでも、ロヒンギャミャンマー西部のラカイン州に、イギリス統治後に移民してきたイスラム教徒だとか・・・なんか、旧住民と移民住民の対立なんて、イスラエルパレスチナを思い浮かべてしまいました。

また、ビルマに侵攻した旧日本軍はラカイン州仏教徒に武器を与え、宗主国のイギリスは対抗するためにロヒンギャに武器を供給した、なんていう対立を煽るような事をしていたようです。
なんか、大国の利益による代理争いなんていう構図も、どこかでみたような気がします。

もちろん、難民で困っている人を助けるために寄付をした事は後悔していませんが・・・事情も良く知らずに、安易に寄付をするのは、ちょっと反省ですね。