介護つなぎ

今日も、手術のために入院している母の面会に行って来ました。
脳梗塞を起こした母は、血液がサラサラになる薬を飲んでいたのですが・・・それだと手術ができないので、薬の効果が抜ける1週間前から入院して、点滴に代えているのです。

先日も書きましたが・・・手術をする高齢者は少ないので、外科の看護師さんは、介護の業務に慣れていないようです。
ムース食を食べさせるのも、四苦八苦していて・・・母の身体を固定しやすいように、わざわざベッドから車椅子に乗せ換えて、おこなっています。

さらに、認知症も患っている母は、点滴の管を抜きかねないので・・・麻痺していない方の手の側にクッションを置いています。

実は、脳神経外科に入院していた時は、グローブのような物をはめて、ベッドの柵に縛り付けていたので、同じようにしたら、と看護師さんに言ったら・・拘束するのは可哀想と言っていたのです。
で、後になって外科の先生が回診に来た時に、拘束しても良いですよ、と話したところ・・・しばらくして、看護師さんが、拘束の承諾書を持ってきたので・・・署名をしました。

てっきり、脳神経外科のようなグローブをするのかと思っていたら・・・手術をしたところを触られると困るので、「介護つなぎ」という名の拘束着を購入してきて欲しいと言われたのです。

そこで、病院の売店に行き、「介護つなぎ」を購入したのですが・・・洗濯する事を考慮して2着必要だというので・・・2着で¥16,200を支払いました。
入院している間しか使わないのに、結構な値段だなぁ・・・と、思いましたが、しかたありません。

後で、ネットで調べたら、1着¥3,000ぐらいからあるので・・・事前に言っておいてくれれば、予め安く購入できたのに・・・どうも、外科では介護に慣れていないせいか?段取りが悪いような印象を受けました。
それとも、病院の売店が儲かるようになっているのかしら?