母の入院

今日は母が入院するので、会社を休んで病院へ連れて行きました。
昨年も、同じ大学病院に入院していたので安易に考えていましたが、結構、時間がかかり大変でした。

9時に入院受付というので、8時過ぎに母が入所している特別養護老人ホームへ迎えに行き・・・病院へ持って行く荷物をまとめました。
特別養護老人ホームから大学病院までは、歩いて10分程度・・・天気が良かったので、車椅子を押して行こうと思っていたのですが・・・大きな荷物を抱えているのを見た施設の職員が、車で送ってくれました。

後で判ったのですが・・・入院病棟内は病院の車椅子を使うので、そこまで乗って行った車椅子と乗り変える必要があり・・・その空いた車椅子を特別養護老人ホームの職員が、車で持って帰ってくれました。
もし病院まで車椅子を押して行ったら、後で空いた車椅子を押して帰らなければならなかったので、厚意に甘えて車で送ってもらった事が幸いし、助かりました。

すんなりいけば、午前中で終わるかと思っていたのですが・・・昼食を食べに一旦家に帰ったものの、結局午後7時半まで病院にいたので、あてが外れました。
もっとも、ほとんどが待ち時間だったのですが・・・のんびり椅子に座っている訳にもいかず、立っている時間が長かったので疲れました。

時間がかかった理由の一つは、予定されていた検査が午前中から午後に変わった事・・・母が認知症で、さらに脳梗塞の後遺症で半身麻痺だという情報が、ちゃんと伝わっていなかったようで・・・普通の人なら、すぐに済む検査なのですが・・・時間がかかりそうなため、変更されたようです。

他にも、母の状態で、看護師の方が困惑していたようで・・・色々な事で、かなり、手間取っているようでした。
そうしたら、夕食を食べさせる時に、看護師さんが「外科だと、高齢者の患者が少ないので、介護する事に慣れている看護師が少ないのです」と言っていました。

思えば、母の手術も、若い人なら簡単な手術なのに・・・あれこれ検査して、やっと手術に耐えられるという、判断になったのです。
もっと大変な手術でしたら、高齢者の方は諦めて、他の治療にせざるを得ないので・・・外科病棟に入院する事は無いのですね。

そう考えると、看護師さんにはご迷惑おかけしますが・・・改めて、母が手術を受ける事ができる有難さが判りました。