女医さん

昨日は、お盆のお経を詠みにお坊さんがいらっしゃるので、特別養護老人ホームから、一旦、母を連れて帰って来た事を書きました。
今日は、大学病院の診察があるので、また母を連れて出して行ってきました。

朝、施設に母を迎えに行くと、未だ寝ていて・・・職員の方が、もうこんな時間?と、慌てて起こしたのですが、なかなか目覚めません。
やっと、目覚めたのですが・・・朝食をとる時間がありません・・・可哀そうですが、入れ歯をいれたり身支度をして、出発しました。

晴れていれば、車椅子を押していける距離なのですが・・・なにやら雲行きが怪しく、遠くで雷が鳴っているので・・・職員の方が車を出してくれて、車椅子のまま載せて大学病院へ行きました。

未だ手術した箇所に水が溜まっているという事で、また水を抜いて・・・今度は、金曜日に来てください、とのこと・・・結構、時間がかかりそうです。
以前、脳梗塞を起こしたので、母は血液をサラサラにする薬を飲んでいるのが、影響しているようです。

診察が終わって、病院を出たら、どうやら雨が降ったみたいで、道が濡れていましたが・・・お日様が顔を出していたので・・・特別養護老人ホームまで、車椅子を押して帰りました。

ところで、母が受診している乳腺外科の先生は若い女医さんなのですが・・・かなりテキパキしていて、しっかりしています。
実は、手術後の状態説明を受けたときは、先生の眼がぎらついた感じがして、肉食獣を思い浮かべてしまい、ちょっと怖い感じがしたほどです。

そういえば、少し前に話題になった論文に、女性医師の方が男性医師よりも有能だというものがありました。
なんでも、アメリカの急性期病院に入院した65歳以上の高齢者、およそ130万入院分のデータを解析した結果、入院後30日以内の死亡率は男性医師が11・5%、女性医師は11・1%だったそうです。
また、退院後30日以内の再入院率も、男性医師が15・6%、女性医師は15・0%だったそうです。

なぜ、女性医師の方が有能なのか?原因は未だはっきりしていませんが・・・ガイドラインの順守率が高い事や、患者とのコミュニケーションが良好な事などが言われています。

個人的には、男性医師の方が信頼できそうな印象を受けてしまうのですが・・・違っているのですね。
なんか、母の担当医を見ていると、そんな偏見と闘っているような感じで・・・一生懸命、頑張っているような気がします。