フォースの力

昨日は、特別養護老人ホームに入っている母を病院へ連れて行った事を書きました。
手術した患部に水が溜まってしまうので、今のところ週に2回ほど連れていっています。

昼過ぎに、診察は終わったので、午後は暇に・・・そこで、映画を観に行くことにしました。
行ったのは「ハン・ソロスターウォーズ・ストーリー」という作品・・・実は、スター・ウォーズ・シリーズは、結構好きなのですが・・・アメリカで大ゴケしたとか?前評判は今一つなため、観に行こうか迷っていたのです。

で、個人的には、結構良い出来上がりの作品だと思いました。
確かに、スター・ウォーズ・シリーズとして観ると、今ひとつかもしれませんが・・・個別の作品だととらえると、そんなに悪くはありません。
ちなみに、英語のタイトルが「SOLO STAR WARS STORY」というのが、単独作品という事を意味しているような気もします。

なんでも、ディズニー版になってからの、これまでの作品は、スター・ウォーズの影響を受けた監督が作っていたのですが・・・今回は、ジョージ・ルーカスアメリカン・グラフィティにも出演していたロン・ハワードが監督しています。
そのため、かつてのスター・ウォーズ作品のノスタルジア的な演出ではなく、登場人物の心理などを描く事に重点を置いているのが特徴です。
また、CGを多用するよりも、人物中心となっているので、スター・ウォーズの特徴である壮大な雰囲気やゲーム的な感覚が薄れているような気がします。

以下、ネタバレ気味なので、ご注意ください。
当然、ミレニアム・ファルコンは多く登場するのですが・・・ライト・セーバ^ーは、最後にちょっと登場するだけ・・・フォースなんて縁がないような気がします。

しかし、よく考えると、父親が宇宙船を作っていたといえ、ハン・ソロがいきなり見事な操縦をする事や、チューバッカといきない意思疎通ができる事など・・・昔から説えられていたように、実は、ハン・ソロにもフォースの力が宿っているような印象を受けました。

そして、シンジケートのボスが扱うナイフが赤い光を放つのは、悪者が使うライトセイバーを思い浮かべます。
結局、そのボスは、ハン・ソロの恋人が剣で倒すのですが・・・剣を扱う彼女の動きが常人ではないような気がして、やはりフォースの力が宿っているような印象を受けました。
ネットを調べたら、シスとの関係などから、彼女が「フォースの覚醒」に登場するレイの母親ではないか?なんていう説もあるようです。

というわけで、スター・ウォーズ・シリーズを通して描かれるフォースについても、こっそり描かれているのかもしれませんね。

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ハン・ソロスターウォーズ・ストーリー」 パンフレット