先日、ギブソンの経営が危ないという話を書きましたが・・・昨日の新聞にも、関連ニュースが載っていて、ちょっと心配です。
ちなみに、若者のロック離れが加速しているためで、ライバルのフェンダーも業績が不振だとか。
ギブソンとしては、ギターの売り上げの低迷に対して、総合的な音楽企業に脱却する事を目指していたようですが・・・音楽産業自体が不況に陥ってしまった事が、かえって悪い結果を招いたようです。
確かに、オーディオ機器とか、CDの売り上げなんかも低下しているし・・・音楽産業は厳しい時代だと思います。
もっとも、ライヴなんかは盛り上がっているし・・・ロック以外では、好調なジャンルの音楽もあるので・・・若者の音楽の楽しみ方が変わってきているような気がします。
それに比べると、ロックやギターが一線だった期間が、むしろ長すぎたのかもしれません。
私なんかは、ロックに代表される1960年代の若者文化の影響が大きかったですね。
以前、ギブソン・ギターのデザインが好きだという事を書きましたが・・・東海岸のマーチンなんかは、元はドイツ移民という事もありヨーロッパ的な印象・・・これに対して、西海岸のフェンダーは、ポップなアメリカという印象・・・そして、中西部のギブソンは、広大な大地の古き良きアメリカという印象がします。