昨日は、物に執着しない若者が増えているという点について・・・悪貨が良貨を駆逐するみたいに、安価で粗悪なコピー品などの流通も要因の可能性があるとのでは?という事を書きました。
本物の良さを知らずに育った人は、物に対する執着がなくなってしまうような気がします。
ところで、私はヴィンテージ・ギターが好きなのですけど・・・ヴィンテージ・ギターでも、かなりコピー品が流通しています。
コピー品と言っても、かつて日本のメーカーなどが本場アメリカのギターを真似して製造していた時代の物もあれば・・・広い意味では、リイシューと言われるような、ヴィンテージ・ギターを作っていたメーカー自体が、昔の仕様を再生産した物もあります。
問題なのは、いわゆるレプリカと呼ばれる偽物で・・・個人製作家などが、ブランド・ロゴまでヴィンテージ・ギターそっくりな物を作って、流通させている物です。
もちろん、違法なのですが・・・実は、ネット・オークション等でも良く出品されているので・・・興味本位に、いくつか落札した事があります。
結論としては、見た目は、かなりヴィンテージ・ギターっぽいのですが・・・音や弾き心地は、かなり違っています。
当たり前ですが、ヴィンテージ・ギターほど、人を魅了するものでは無く・・・すぐに飽きてしまいました。