昨日は、ザ・バーズのベスト盤について書きました。
ザ・バースといえば、ロジャー・マッギンが弾くリッケンバッカーの12弦が特徴的でした。
それまでは、アコギの12弦にピックアップを付けて演奏していたそうですが・・・アコギの12弦は、昔のブルースマンも弾いていたので、かなり古くから存在したようです。
高校生の時に、友達の兄貴が12弦のアコギを持っていて、それを聴いたときには、その独特な響きに驚いた記憶があります。
その時は、6本だけ弦を張れば、普通の6弦と変わらないから、両方で使えると思っていました。
確かに、6弦でも弾けるのですけど・・・ヘッドが重かったり、ネックが太かったりするので、本来の6弦を買った方が使い勝手が良いですね。
リッケンバッカーの特徴である90度ずらしたペグ配置は、ヘッドはコンパクトなのですけど、ペグの数が多いのでやはりヘッドが重たいですし・・・弦を張るのがちょっと面倒です。
ちなみに、12弦ギターの場合、人気があるメーカーが6弦と違っていて、エレキではリッケンバッカーの12弦の評価が高く、アコギではギルドの12弦の評価が高いです。
やはり、高いテンションへの対応とかサウンドの味付けなど、微妙に構造を6弦と変えてあるようで、そこいらへんにメーカー毎の差が表れているみたいです。