以前、洋楽のベスト盤を沢山安く入手した事を書きました。
沢山あるので、休みの日とかに徐々に聴いているのですけど、全部聴き終わるまでは、しばらくかかりそうです。
先日聴いたのは、その中の1枚・・・輸入盤の「THE Byrds 20 Essntial Tracks From The Boxed Set : 1965-1990」というアルバムです。
実は、ザ・バーズの曲って、あまり知らなかったので、改めて聴くと良いですね。
私が聴いた覚えがあるのは、初期のフォークロックの頃の曲ですが・・・後期のカントリー調の曲もなかなか良いです。
もっとも、若い頃は、ハードなロックが好きだったので、聴いたとしても、その良さを理解できなかったのかもしれませんけど。
ちなみに、アルバム・タイトルに1965-1990とありますけど・・・1972年に解散して、1990年再結成した時の曲が4曲収録されていますが・・・この4曲はマニア向けといった感じです。
アレッて思ったのは「Jesus Is Just Alright」・・・ドゥービー・ブラザースの「希望の炎」じゃないか?
なんでも、元はThe Art Reynolds Singersというバンドが1966年に発表した曲だそうで・・・ザ・バーズは1969年に録音したそうで・・・その後、1972年にドゥービー・ブラザースが録音して大ヒットしたらしいです。
でも、ザ・バーズの演奏もドゥービー・ブラザースとそんなに変わらない出来栄えで、なんでヒットしなかったのか?不思議な気がします。
バーズといえば、ロジャー・マッギンのリッケンバッカー12弦が印象的ですが・・・なんでも、当時、エレキの12弦は売って無かったので、フォークとロックの融合を模索してアコギの12弦にピックアップを付けていたそうですが・・・ビートルズのジョージ・ハリソンがリッケンバッカーの12弦を弾いているのを観て、直ぐに同じものを購入したそうです。
そのギターを使った、ボブ・ディランの曲「ミスター・タンブリンマン」でデビューするや大ヒットして、フォーク・ロックというジャンルを確立してしまったそうです。
「THE Byrds 20 Essntial Tracks From The Boxed Set : 1965-1990」 輸入盤
リッケンバッカー 330/12 1980年製
ロジャー・マッギンやジョージ・ハリソンが弾いた360/12が人気のため、330/12は安く入手できます。