オリンピックの楽しみ方

昨日も書きましたけど、ちょっと頭痛がしてだるいです。
もう花粉症かとも思ったのですけど・・・天気がそれほど良くないので、混んだ展覧会に行ったから風邪を引いたのかもしれません。

そういえば、ピョンチャン・オリンピックは終わってしまいましたね。
先日も書きましたが、オリンピックって、もちろん選手の頑張りもあるのですが・・・国力の差とか環境の差もあるので、単純にメダル数なんかで喜べないと思っています。
特に、冬季オリンピックは、雪の降らない国も多いし、ジャンプ台、ハーフパイプ、全天候型のスケートリンク等の設備にお金がかかるので、限られた国の活躍が目立つような気がします。

そんな訳もあって、ほとんど中継も視ていなく、ニュース番組で日本選手の活躍を知るような感じでした。
ところが、昨日のミスター・サンデーを視ていたら・・・日本であまり報道されないピョンチャン・オリンピックの出来事を特集していて、面白かったです。

なかでも、15kmクロスカントリーに出場したメキシコの選手の話は、本来のオリンピック精神が感じられて良かったです。
ご存知の方も多いかと思いますが・・・彼は43歳という歳で、雪のない国、初めてスキーを滑ったのは1年前・・・最下位でしたけど、大歓声を浴びて最期まで滑り切ってゴール、先にゴールした金メダルの選手らが駆け寄って胴上げしたそうです。

その他にも、50kmクロスカントリーで、スタート直後に転倒に巻き込まれてストックを折ってしまい最下位になったのですが、ストックを交換して追い上げて、金メダルを獲得したフィンランドの選手とか・・・
スノボ・パラレルの選手でありながらスキー大回転に出場したら、金メダルを獲得してしまって、自分でも信じられず、すっぴんのため、インタビューでもゴーグルをはずなかったチェコの女子選手(その後、スノボでも金メダル獲得)とか・・・
オリンピックに出場する息子を応援するために、スイスから自転車でやってきた夫婦・・・などなど

こんな感じで、日本選手の活躍やメダル数に偏った報道だけでなく・・・日本人が出場していなくても、スポーツの面白さを楽しめるような報道をして欲しいと思います。