記者会見

先ほど、ニュースで「はれのひ」の篠崎洋一郎社長の謝罪会見をやっていました。
それが、なんとなく、視ているのが辛い映像に感じだったのです。

なんでそう思ったのか?というと・・・篠崎洋一郎社長があまりにも不甲斐ないからで・・・
何故、成人式当日になったのか?何故、行方をくらましたのか?など・・・ちゃんとした説明にもなっていないし・・・
とても、責任ある社会人、それも社長とは思えなく・・・まるで子供のような感じがしたのです。

上手くできなかったら逃げてしまいたいという気持ちは、誰でもあると思います。
でも、大人だったら、他の人に、どれだけ迷惑をかけるとかを考えて、できるだけ被害を最小限にとどめようとすると思うはずです。

また、会見で質問をする記者が、ちょっと責任を問い詰めるような感じで・・・まるで、悪さをした子供を大人が問い詰めているような感じがしたのです。
ちなみに私は、悪い事をした子供を厳しく叱るお母さんとかを見ると、やはり、心苦しい感じがするのです。
非難をして、ちゃんと受け止める事ができる相手ならば、効果があると思うのですけど・・・受け止められない相手の場合には、非難する側の感情を発散しているだけのような気がするのです。

特に、記者の方は、被害者ではないので・・・もっと、真実を追求するような質問の仕方はできないのでしょうか?
確かに、篠崎洋一郎社長は不甲斐ないですが・・・このような方が、経営者として通用していたという事が問題のような気がします。
それに、成人の数も減っているし、着物離れもあるので、晴れ着ビジネスなんて、そんなに儲からないとおもうのですが・・・拡大路線をとっている事自体、変ですよね。
単に、篠崎洋一郎社長が悪いというだけでなく、そのような要因を分析して、似たような事例の再発を防ぐような手立てを考えるべきだと思います。

ところで、そもそも、成人式を行うようになったのは戦後で、さらに着物を着るようになったのは、洋服が普及して、売れなくなった和服業界が仕組んだなんていう話もあるし・・・一生の思い出とか言う事自体、なんか変な感じがしてしまいます。