えっ、プリウスなの?

昨日は、天安門事件から30年経ち、中国本土では、事件を知らない人が増えているという事について書きました。
中国政府の言論統制が効果をあげているようで、はたして、中国に言論の自由が訪れる事はいつになるのでしょうか?

一方、丸山議員の北方領土に関する発言、さらに、マスコミによる丸山議員の酒癖の悪さや猥褻な発言といった興味本位的な取り上げ方等をみていると、わが国では、言論の自由を履き違えている状況になっているような気がします。

昨日、福岡で発生した、高齢者が運転する車による事故について、ネットで事故車がトヨタプリウスだというデマが広まったそうです。
先日、発生した池袋の暴走事故などの事故車がプリウスだった事から、プリウスは危険だとか、メーカーは何故リコールしないのか?等と言う声が高まっているそうです。

もちろん、事故を起こしたのは報道されているようにワゴン車で、逆に追突されて横転した車がプリウスだったとか・・・事故後の写真を見た人が、確認もせずに書き込んだみたいです。

実は、先日、クルマを買い替えた事を書きましたけど・・・その時、あえて車名を書かなかったのですが・・・10年乗った3代目プリウスから、プリウスPHVに替えたのです。
(その時書いた内容から・・・・たぶん、察しの良い人なら気づいたと思います)
だから、ネットでの根拠のない、プリウスに対する非難には、心を痛めています。

もちろん、言論の自由と言っても、何でも言っては良いという訳ではありません。
言論の自由の定義は色々ありますが、例えばWikipediaには「検閲を受けることなく、自信の思想・良心を表明する自由」と書かれています。
何故か、言論の自由だと主張する人に限って、ほとんど思想や良心が感じられない気がします。
当然ですが、根拠のない誹謗中傷等は名誉棄損という罪になる事もあります。