今日は、会社を休んで、母を病院へ連れていきました。
パジェット病(乳癌の一種)の手術から1年経ったので、検査と診察を受けにいったのです。
朝早くから、母を入所している施設に迎えに行き、車椅子を押して大学病院へ・・・相変わらず、混雑していて、かなり待ち時間がかかり・・・すべて終わってから、母を施設に送り届けて帰宅したら、午後2時になっていました。
気温が高かった事もあり、すっかり疲れてしまいました。
時間がかかったのは、混雑もありますが・・・母が、正常圧水頭症という認知症を患っており、さらに脳梗塞の後遺症で左半身麻痺のため・・・ベッドに移すのも一苦労だったり、検査を不安がって嫌がるので・・・診察や検査に手間取ったからです。
ちなみに、採血は、看護師さんが手を押さえつけていても動かしてしまうのですが・・・私が手を握っていると大人しくしていました。
やっぱり、息子さんだと安心するみたい・・・なんて、看護師さんに言われてしまいました。
番組では、身体の機能が失われる難病と診断された女性が・・・将来、周囲の人の負担になるよりはという事で、積極的安楽死が行われているスイスで処置を受けるというものでした。
彼女は、人間としての尊厳を守りたいから、人生の終わりは自分の意思で決めたい、といういうような事を話していました。
今日、検査を嫌がる母の様子をみていると・・・はたして、こんな介護が必要な状況になっても生きる事が母の幸せなんだろうか?なんて思ってしまいました。
もっとも、病院からの帰り道、日差しが強いので被せていた帽子が風に飛ばされそうになって、動く方の手で押さえていた母の様子をみていると、ちょっと楽しそうで・・・やはり、生きている方が幸せなのかなとも思います。