母の検査

先日も書きましたが・・・母がパジェット病という皮膚にできる乳癌に罹りました。
普通なら、手術で治るようなのですが・・・母が高齢で、さらに脳梗塞の後遺症で半身麻痺、おまけに認知症も患っているという状況で、手術に耐えれないかもしれないのです。

で、今日は、手術ができるか判断するため、検査を受けに大学病院へ連れて行ってきました。
予約していた検査は・・・血液検査、心電図、スパイログラム(肺機能)、胸の超音波検査、上半身のCTスキャン検査です。

これだけ、検査があると時間がかかりそうなので・・・朝、8時過ぎに、特別養護老人ホームへ母を迎えに行き・・・連休のせいか?職員の方が忙しそうだったから・・・天気が良い事もあり、大学病院までのんびりと車椅子を押して行くことにしました。

最初の採血から・・・認知症のお陰で母がじっとしていないため、手を握り締めて押さえなければならず、一苦労・・・これからの検査を考えると気が重くなりました。、

次の心電図は車椅子のリクライニングを倒して、なんとか・・・やはり、母が動いてしまうので、かなり検査に時間がかかりました。
そして、スパイログラムは、マウスピースをずっと咥える事自体が困難・・・さらに、息を吸ってとか吐いてがちゃんとできないため・・・検査を断念することになりました。

続いて、超音波検査・・・こちらは、母をベッドに移して・・・やはり、動かないように押さえつけなければなりませんでした。
検査の箇所に塗るローションの感触が嫌なのか、全然じっとしてくれなくて困りました。

この調子だとCTスキャンはもっと大変そうだと思っていたら・・・ベッドに移したあと、職員の人がベルトを用意して、縛り付けてしまいました。
気になったのですが・・・検査中は部屋からは出なければならないので、外の待合室で待つ事に・・・様子は判りませんでしたが・・・こちらも、他の人よりも検査時間がかかったので・・・たぶん、職員の方は苦労したのではないでしょうか?

といった感じで、なんとか午前中いっぱいで、検査終了・・・・それぞれの検査担当の方、仕事とはいえ、母がご迷惑をおかけしてすみませんでした。
パイログラムの検査をしていない事が気になりますが・・・これだけ大変だったのだから、良い検査結果が出てくれて、手術しても問題が無いように祈っています。