丸山議員の発言

昨日の、テレ朝の「ビートたけしのTVタックル」は、また、今週の国民が怒っているニュースでした。
この番組、最近は、一つのテーマに絞らず、このタイトルで幾つもの話題でお茶を濁して、時間を稼いでいるよういるような気がします。
そんなに重要な話題がないから幾つも組み合わせて取り上げているというよりは、一つの話題を深く掘り下げて討論する事を放棄しているような印象がします。

今回も、登戸の事件、トランプ大統領来日での日本政府のおもてなし、魔の三回生議員、危険な踏切といった話題を取り上げていましたが・・・この中の一つでも、深く掘り下げれば、1時間番組を作れるような話題だったような気がします。
というか、魔の三回生議員の中の一人、丸山穂高議員の北方領土に対する問題発言だけでも、番組が作れるのでは?と思ってしまいました。

ちなみに、問題を起こした他の三回生議員は、会期中に無断で恋人?とロス旅行に行った山尾志桜里議員と、秘書が運転する車が接触事故を起こして逃げた時、助手席にいたのに気づかなかったと言い張る白須賀貴樹議員の二人です。

個人的には、丸山議員以外は、そんなに目くじらをたてるほどの問題では無いような気がします。
以前も書きましたが、国会議員は別に品行方正ではなくても良いのでは?と、思っているからです。
ちゃんと、政治手腕を発揮してくれれば、ちょっと羽目を外しても良いのではないでしょうか?

そういえば、丸山議員についても、マスコミは、酒癖が悪く猥褻な言葉をはいたとか、興味本位で書き立てているようですが・・・かつての偉大な政治家たちは、酒豪もいれば、妾を囲ったりしていました。
最近、政治家に品行方正を求めるようになったため、小さくまとまった議員ばかりになってしまうのです。

もっとも、肝心の北方領土の発言は、政治家として無能である事の証明であり・・・外交上にマイナス影響を及ぼしたのだから、見逃せない問題だと思っています。
だから、品行方正を求めるような報道で、肝心の問題への注意が薄れてしまうのは、逆効果になるので、やめて欲しいですね。

ひょっとしたら、世間の注意が北方領土への発言からそれる事を狙っているのでしょうか?
そういえば、番組で、丸山議員発言の問題を深く掘り下げないのも、何か理由があるのかもしれませんね。