着物

昨日は、箱根駅伝の人気について書きました。
今年は母校2校が出場していたので、テレビ放送を視て思わず応援してしまいましたが・・・よく考えると、関東地方の一大会なのに、なんで人気があるのか不思議ですね。

今日のニュースによると、箱根駅伝の平均視聴率は、関東地方で往路が29.4%、復路が29.7%・・・地元の大学が出ていない関西地方でも、往路が15.6%、復路が15.5%だったそうです。
話題となった映画「君の名は。」の視聴率が、関東地方で17.4%だった事からも、いかに箱根駅伝の人気が高いか、改めて認識させられました。

さて、ニュースと言えば、東証終値が741円39銭高となったという事で・・・実感には乏しいけど、今年の景気は良さそうで・・・アンケートでは、75%の主要企業が、消費増税が予定される2019年まで景気拡大が続く見込みだと答えているそうです。
ちょっぴり、期待しちゃいますね。

ところで、ニュースで大発会の映像が流れたのですけど・・・例年通り、綺麗な着物を着た美人が並んでいて・・・そういえば、今年は着物の女性を見ていないなぁ、と気づきました。

正月三が日は、あまり外へ出なかったし・・・初詣も朝早くから出かけたので、着物の人は見かけませんでした。(厳密に言うと、破魔矢を買った巫女さんの衣装も着物なのでしょうが・・・)
今朝の通勤時も、今日明日と休む人が多いせいか?未だ電車は空いていたので、着物の人は見かけませんでした。

そもそも、昔に比べて、正月だからといって着物を着る人は減ったのではないでしょうか?
かつては、企業の受付嬢なんかも、仕事始めには着物を着ていたような記憶があります。
もっとも、以前、私が勤めていた場所が、大手町や霞が関だったという事も関係もあるかもしれません。

それに、着物自体が高級品になってしまって、娘の成人式に親が買うとかでないと、売れないのかもしれません。
そういえば、私の姪も、親が成人式に着物を買おうか?と言ったら、そのお金で別の物を買って欲しいと答えていました。

着物に限らず、今の若者は、何とか離れ、と言われる事が多いのですが・・・これは、将来に希望が持てないから
だと言われています。
この調子で景気拡大が続けば、若者が将来に希望を持つようになって、着物を着る人も増えるのでしょうか?
昨年は、美術界でもジャポニズムとかで浮世絵なんかが注目を浴びましたけど・・・着物と言う素晴らしい日本文化も、もうちょっと残して行った方が良いと思っています。

とりあえず、月曜日の成人の日は、どれくらいの若者が着物を着るのか楽しみ・・・と、思っていたら、天気予報では雨だとか・・・残念。