あれから1年

昨日は、庭木に登ってノコギリで枝を切ったら筋肉痛になり、歳を感じた事を書きました。
どうやら、正月3が日をダラダラと過ごしたツケがまわってきたみたいです。

NHKの「人体」という番組によれば、骨から若さを推進する物質が出るそうなのですが・・・骨量を増やすためには、骨に衝撃を伝える必要があるそうです。
そういえば、普段、通勤時に歩いたりして、一定の衝撃を骨に与えていたのに・・・年末も庭木の枝切りや大掃除など、あるていど身体は動かしていたのに、骨に衝撃を与えるような動きはしていませんでした。

ところで、母が脳梗塞になったのは、昨年の今日(1月9日)でした。
母が風呂に入っていて、なかなか出てこないので、「早く出なさい」と声を掛けたら、「立てない」という返事・・・のぼせたのか?と思って、湯船から出そうと思ったのですが・・・体に力が入らず、すぐ崩れ落ちてしまいました。
なんとか、引っ張り出して、タオルで拭いて服を着せた頃には、ほとんど呂律がまわらなくなっていたので、慌てて救急車を呼んだのです。

救急車が到着する頃には、ブツブツと言葉にならない声を出すようになり、救急隊員の方が、寝かせると身体が一方にしか向かないと言っていました。
さらに、病院に着くころには、右手右足はバタバタと動くのに、左手左足はほとんど動かなくなっていました。
しかし、その夜の担当医は若い外科医で、左手左足は動いているので麻痺してないと診断したのです。
発祥から4時間以内に、脳梗塞の治療をすれば、ほぼ後遺症もなく回復したそうですが・・・結局、手遅れになり、左半身に麻痺が残りました。

その後、病院に3か月入院した後、老人保健施設に3か月入所、そして今の特別養護老人ホームへ入所・・・それにつれて、リハビリも少なくなりました。
そもそも、母には認知症もあるので、痛がってリハビリに積極的に取り組まなかったのですが・・・
よく、寝たきりになると、急激に老けるといいますが・・・やはり、リハビリをしないと骨への衝撃がなくなるせいでしょうか?・・・今では、母の手足も細くなって、もう自分で立つことは無理みたいです。