介護人材不足

昨日は、10連休の間、医療機関も休みとなるので、注意が必要だという事を書きました。
母が脳梗塞で救急車で運ばれたのも祝日の夜だったので、若い外科医しかおらず、翌朝まで放置されてしまいました。

結局、脳梗塞は、5時間以内に処置すれば後遺症が残らないそうですが・・・母は左半身に麻痺が残ってしまいました。
母は、それまで、正常圧水頭症というタイプの認知症だった事もあり、家での介護を断念し・・・病院を退院後、一旦、老人保健施設へ入所した後、現在の特別養護老人ホームへ入所する事になってしまいました。

そういえば、この前の日曜日は、その特別養護老人ホームの家族会があったので、行ってきました。
職員の方の説明を聞いていると、やはり、介護人材の確保が大変みたいですね。
なんでも、急に辞めてしまう人もいたり・・・定着率が悪いそうです。

最近、特定技能試験のニュースで話題になっているように、試しに数名、外国人労働者の受け入れも始めているようです。
ひょっとすると、将来は、母の入所している特別養護老人ホームでも、外国人労働者が当たり前になってしまうのかもしれませんね。

家族会が終わって、家に帰る途中、バッタリと中学校の同級生と会いました。
「こんなところで、どうしたの?」と訊くので「そこの特養に母が入っていて、家族会があったんだよ」と、答えました。

なんでも、彼の母親も近くの有料老人ホームに入っているそうで・・・施設名を訊いたら・・・1年前ぐらいに出来た、凄い豪華な施設でした。
かなり、お金がかかるんだろう?と言ったら・・・やはり、高価みたい・・・もっとも、彼の所は、奥さんも教員で働いているため・・・なんとかなっているみたいでした。

ちなみに、我が家の辺りは昔の新興住宅街のため、一斉に高齢化が進み・・・その有料老人ホーム以外にも、いくつも高齢者向け施設が出来ています。
その結果、介護人材の争奪戦が繰り広げられており、皆、給料の高い施設へ行ってしまうため・・・母の入所している特別養護老人ホームなんかは、人材不足になってしまう事になり・・・困ったものです。