下水整備

昨日は、地球温暖化ゲリラ豪雨等が増えると、夏の風物詩の花火大会も減ってしまうかも?という事を書きました。
それにしても、関係者の努力のおかげで、大曲の花火大会が無事に開催できたようで、良かったですね。

東京では、一日中曇りと言う天気予報でしたが、午前中は晴れていたのに・・・昼過ぎに、母の面会に行こうと思ったら小雨が降ってきて驚きました。
どうも、ひと昔前に比べると、天候が不安定になったような気がします。

そういえば、ニュースで、東京で水害が起きる可能性について話していました。
なんでも、下水道の整備を進めているのですが・・・雨が短時間に猛烈に降るようなった、気候の変化に追いついていないようです。

そもそも、東京の下水道の整備は、明治時代に決められた基準で進められてきたそうです。
しかし、明治時代の基準は、地面が雨を吸収する事を見越して作られていたのですが・・・地面が土でなく舗装で覆われてしまったので、下水道に流れ込む水量が増えてしまったとか。

なんでも、戦前に下水が整備された東京の中心部や、戦後、急速に宅地化が進んだ地域は、この古い基準が使われているため、水害が起きやすくなってしまったそうです。
そこで、新しい基準の下水管に置き換えているそうですが・・・これらの地域は他の埋設物も多いので・・・径の大きい管を埋めるのが困難だとか。

地球温暖化もそうですが・・・地面の舗装、さらに空調の排気によるヒートアイランド化・・・これらが、ゲリラ豪雨を産み、水害を引き起こすなんて、自業自得のような感じですね。