防災費

我が家のあたりは、つい先ほどまでゲリラ雷雨みたいに物凄く雨が降っていました。
最近は、記録的○○という表現の異常気象が当たり前のようになって、誰も変に思っていないような気がします。

そういえば、昨日のテレ朝の「ビートたけしのTVタックル!」は「災害列島ニッポンに必要なのは“防衛費よりも防災費"!?いまこそ激甚災害に備えよ!!SP」というタイトルでした。

確かに、北朝鮮の核の脅威が薄れたように感じ、6000億円以上もするイージス・アシュアのような防衛費は必要はないように思いますが・・・個人的には、未だ本当に核の脅威が無くなったとは考えていないので・・・そんなに単純では無いと思っています。
防衛費を削減する事は賛成なのですが・・・それには、外交や経済などの他の手段で、北朝鮮(や中国、ロシア)などの軍事脅威を取り除く努力をするべきでしょう。
今の状態で、防衛費を削減して、あっさり防災費に替えるのは危ない気がします。

もちろん、防災にかける予算を増やす必要性を否定する訳ではありません。
番組によれば、防衛費の伸びに比べて、防災費はほとんど増加していないようで・・・さらに、行政は地震への備えには取り組むけど、水害対策などは後手にまわっているようです。
確かに、天災は忘れた頃にやってくるので、後回しにしがちですけど・・・かなり前から、地球温暖化などにより、異常災害の増加が予想されていたのだから・・・行政の怠慢と言っても良いと思います。
特に、人命など被害が大きく、さらに復興にかける費用も考えると・・・防災にかける費用を安易にケチるべきではないと思います。

また、たまたま東京はずっと大規模な水害が発生していませんが・・・西日本豪雨程度の降水量で、多くの地域が水深2メートル以上も水没してしまうそうです。
ちなみに、ハザードマップによれば、我が家あたりも危なそうなのですが・・・行政の防災対策は、そんなに期待できそうもありません。

ビートたけしさんが言っていましたが・・・かつて水害が多かった足立区の古い家には、木造ボートがあるとか・・・思えば、私が子供頃には、我が家のあたりも床下浸水なんて、しょっちゅうありました。
さすがに、木造ボートは難しいけどゴムボート位は用意した方が良いかもしれないですね。