消費税を増税して

お風呂に入っていたら、電話がかかってきたので、慌てて、びしょ濡れのまま出たら、参議院選挙の投票依頼でした。
こんな事があると、その候補者に投票する気が失せてしまいますね・・・電話で投票依頼をするのって、逆効果のような気がしますけど・・・何故、無くならないのでしょう?

そもそも、その候補者が、どこの政党に属しているとか、どんな政策を訴えているのか?というような事もよく判らず、たかが1本の電話で、その人に投票しようなんて、決めるなんて事はないと思います。

ところで、今回の参議院選有権者のアンケート等によると、老後2,000万円問題が、意外と大きなポイントになっているみたいですね。
消費税増税もあるので、ますます庶民がお金を使わなくなり、景気が悪化しそうな気配がします。

個人的には、財政健全化の面から消費税を増税する事には賛成なのですが・・・どうも、安倍政権の元では、国の借金返済に使われそうな気配は無いような気がします。
一応、表面的には消費税増税で増えた税収は、社会保障の財源に使われるとは思うのですが・・・その分、今まで社会保障に使われていたお金は、他にまわされてしまうのではないでしょうか?

そう、これも参議院選の争点の一つ、憲法自衛隊を明記するというのがありますが・・・当然、それは防衛費の増加を意味しています。
現状でも、イージス・アシェアとか、護衛艦の空母化とか、青森沖で行方不明になったF-35も大量に購入する予定もあります。

さらに、トランプ大統領から、日米安保の不公平を是正するという理由で、参議院選後に多大な要求を受ける事も予想されています。
ちなみに、以前、トランプ大統領は、米朝関係が現状のままという状態を維持したいのではないか?と、いう事を書きましたが・・・北朝鮮の脅威が去らない限り、日本政府はアメリカから防衛装備を購入し続けるのでしょう。、

これら予想される巨額な財源を一体どこから生み出すのか?と考えると・・・何故、政府が消費税増税に拘るのか?老後2,000万円を誤った試算だと言い張るのか?が、判るような気がします。
当然、消費税増税で得たお金を、老後2,000万円問題の解消のために使う気は無いのでしょう。