川端龍子展

先日、NHK日曜美術館川端龍子を取り上げていた事を書きました。
以前、番組でも取り上げられた「草の実」という作品を見て、川端龍子は好きな画家になったのです。

番組の中で、山種美術館で「特別展 没後50年記念 川端龍子 ー超ド級日本画ー」という展覧会を開催していると言っていたので、見に行ってきました。

以前、山種美術館へ行ったときは、散歩がてら渋谷から歩いて行ったのですが・・・今日は時間が無かったので、恵比寿から歩いて行きました。
もっとも、恵比寿からも徒歩10分程度・・・それも上り坂なので、ちょっと炎天下は大変です。

私が行ったのは、開館からそんなに時間がたっていない朝10時半ごろだったのですが・・・そこそこ混んでいました。
やはり、テレビの影響はスゴイですね。

いかにも、川端龍子らしく、色々な傾向の作品が並んでいました。
大きな絵や小さな絵・・・本来の日本画らしいものや西洋画の影響を受けたもの・・・ざっと描いたものや細かいところまで写実的に描いたものなど・・・
共通するのは、デッサン力や筆使いの見事さ。

個人的には、やはり「草の実」が一番でした。
会場は、大きい第一会場と売店を挟んで狭い第二会場があり、危うく第二会場を見落としてしまいそうですが・・・そちらに展示してあった「黒潮」というトビウオを描いた絵も良かったです。

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「特別展 没後50年記念 川端龍子 ー超ド級日本画ー」 チラシ、チケット、作品リスト

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「特別展 没後50年記念 川端龍子 ー超ド級日本画ー」 図録