トランプ現象について

昨日、風邪気味と書いたのですけど・・・今日も、今一つな感じ・・・熱は無いのですけど、身体の節々が痛いです。
そんなわけで、天気が良かったのですけど・・・外出せずに、家に居ました。

テレビを見ていると、やはり、トランプ氏がアメリカ大統領選に勝利した事についての話題が多いですね。

トランプ氏に反対する抗議デモが発生し、一部が暴徒化しているとか・・・アメリカ市民が分断されて、恋人が別れたり、家族間に亀裂が発生したりしているそうです。

当のトランプ氏は、早々とオバマ大統領と会談し、これまでの言動と一転した姿勢が報道されています。
これに対して、これまでの言動は、ビジネスマンであるトランプ氏流の交渉術だったのでは?という見方をして、それほど大きく変わる事はない、と希望的観測をする人もいます。

しかし、トランプ氏がそうであっても、これまでの氏の言動に対して、共感したアメリカン人が多数いたという事実から目をそむけてはいけません。
もちろん、選挙時の公約がすべて実現されるわけではないのは当然ですけど、トランプ氏も彼らの支持を無視する事ができないはずです。

安倍総理大臣が、早々にトランプ氏との会談の予定を取り付けて・・・日本の防衛費やTPP等の問題について、詳しく説明すれば、トランプ氏も理解してくれるだろう、という事ですが・・・説明して理解を得なければいけないのは、トランプ氏と同じ見方をしている、大勢のアメリカ市民だと思います。

確かに、全体の投票率ではヒラリー氏の方が多いとか・・・無党派層の隠れトランプ支持者は投票に行ったが、隠れヒラリー支持者は投票に行かなかった人が多い、なんて言われているので、トランプ氏の発言がアメリカ市民の意見の多数派だとは言えないかもしれません。
しかし、これまでは表だって言えなかったような事を、実は、大勢の人が考えていたという事を無視できないと思います。

トランプ氏の勝利に、ロシアや中国だけでなく、台頭してきたヨーロッパ各国の排他主義の政党が勢いづいている、なんていう話もあります。
これまでの世界秩序が当たり前である、という考え方を捨てなければいけないような気がします。

話は変わって、
テレビによると、先ほどニュージーランドで大きな地震が発生したようですね。
明日は、スーパー・ムーン・・・それも、68年ぶりの大接近で、大地震が発生するという予測がありましたが・・・当たってしまったみたいです。
ニュージーランドの被害が大した事が無いよう、そして、他の地域で地震が起きないように祈っています。