ギブソン・アコギの色

先日まで、ストラトキャスターレスポールセミアコテレキャスターのカラー・フィニッシュについて、書いてきました。
それぞれの機種で、ぱっと頭に浮かぶカラー・フィニッシュがありますが・・・やはり、サンバーストは無難な感じでしょうか?

アコースティック・ギターについて、カラー・フィニッシュをイメージしてみると、マーチンやギルドはナチュラル・フィニッシュが頭に浮かびますが・・・ギブソンだけは、サンバーストのイメージが強いです。

しかし、何故か、我が家のギブソンアコースティック・ギターナチュラル・フィニッシュが多いです。
別にナチュラル・フィニッシュが好きだというわけではないのですが・・・サウンドで選んでいたら、このような結果になったのです。
通常は、ナチュラル・フィニッシュの方が数が少なく、高価で取引されているので・・・ちょっと意外な気がします。

ナチュラル・フィニッシュは木材の品質が誤魔化せないので、良い木材を使用しているなんていう説があるのですが・・あるいは、そうかもしれません。

ギブソンのカラー・フィニッシュといえば、ブラックも忘れてはいけません。
ブラックといえば、エヴァリー・ブラザース・モデルが有名ですが・・・オービル・ギブソンがハンドメイドで作っていた頃から、ブラック・フィニッシュが存在しています。
戦前のL00やニックルーカス、そしてJ45なんかでも、ブラック・フィニッシュを目にすることがあります。

ブラック・ビューティと呼ばれるレスポール・カスタムは、レスポール氏の要望でブラック・フィニッシュになったと言われていますが・・・意外とブラックのギブソンアコースティック・ギターがヒントになっていたりして。

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ギブソン J200N 1970年製
過渡期の仕様のナチュラル・フィニッシュ

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ギブソン J200 1977年製 ブラック・フィニッシュ
プレスリーを彷彿とします

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ギブソン J185N 1957年製
ナチュラル・フィニッシュ

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ギブソン J185 1951年製 サンバースト・フィニッシュ
ブリッジはギブソン工場でオーバーホールした時に当時の物に付け替えています

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ギブソン エヴァリー・ブラザース・モデル 1963年製
このモデルは、ブラックフィニッシュが標準色

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ギブソン エヴァリー・ブラザース・モデル 1968年製
1968年からは、トップがナチュラル、サイド&バックがウォルナット・フィニッシュが標準

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ギブソン エヴァリー・ブラザース・モデル 1962年製
フィル・エヴァリー所有機? ハリウッドのバルディス・ギターでウォルナットにリフィニッシュされたもの