時代は変わる?

ネットで、若者のジーンズ離れという記事を見ました。
なんでも、ここ10年で3割も生産が減っているそうで・・・履いているのは、ほとんど年配者だとか。

最近、若者の車離れ、音楽離れ、ギター離れ・・・なんていう話題が続いていますね。
ちょっと寂しい感じもしますが・・・ここにきて、若者のライフスタイルが変わったように思います。

それにしても、車、音楽、ギターなんていうのは、戦後のベビーブーマーが作り上げたライフスタイルで・・・それが今まで続いていたのが、むしろ驚くべき事なのかもしれません。
特に、流行の変化が激しいファッションの世界で、長い事、ジーンズが主流だったというのは、改めて考えると、凄い事ですね。

私たちのような、ベビーブーマーに続く世代は、長い事、その呪縛を受け続けていたような気がします。
そのベビーブーマーも、ほとんどがリタイアして老後生活を送るようになってきています。
だから、今の若者が、新しいライフスタイルを創り上げる事は、むしろ喜ぶべき事なのでしょう。

ここのところ、大物ロック・スターの死とか、ボブ・ディランノーベル賞をとるとか・・・まさに「時代は変わる」っていう感じですね。

ボブ・ディランノーベル賞の授与に対して、音沙汰が無いのは無礼だと言う人もいますが・・・思えば、車、音楽、ギターなんていうのは、反抗精神の表れだと言われていました。
確かに、最近の若者たちには、反抗精神があまり感じられません・・・むしろ、諦めているような感じも漂わせています。

そういえば、ベビーブーマー達は「怒れる若者」と言われていましたっけ。
「怒れる若者」の呪縛から解放された今の若者たちには「諦める若者」と言われないようなライフスタイルを創り上げて欲しいものです。