日本では、いにしえから「うた」というのが文学であって、音楽と結びついていたので、ミュージシャンの詩が文学だというのは違和感がない、と言っていました。
確かに、日本では和歌とか俳句なんていうのも、立派に文学としての地位を確立しているし、文学イコール小説という感じではないですね。
ところで、この番組もそうなんですけど・・・ここのところ、TVでボブ・ディランの「風に吹かれて」の歌詞を紹介する事が多いのですが・・・版権の関係か?片桐ユズルの訳ではない場合もあり、違和感を感じています。
私が最初に「風に吹かれて」の歌詞を知ったのが片桐ユズルの訳だったから、その時凄く感動したので、印象が強かったのかもしれません。
そういえば、昔、「愛という名のもとに」という人気ドラマで「風に吹かれて」の歌詞を引用していて、あれ?って、思った事がありました。
やっぱり、人を感動させる、素晴らしい詩なんですね。
ちなみに、この歌詞の冒頭の「どれだけの道をあるいたら、一人前の男としてみとめられるのか?」っていうところが一番好きです。