ニュースによると、過去3回廃案となっている共謀罪が要件を変更して、「テロ等組織犯罪準備罪」という名前で国会に提出されるそうです。
未だ、はっきりしませんが・・・なんとなく、胡散臭い話のような感じがしました。
なんでも、東京オリンピックに向けて、テロ等を未然に防ぐのが目的だとか。
オリンピックのためというと、良さそうに思えますが・・・最近の安倍政権の動向をを見ていると、素直に信じられないような感じがしました。
ひょっとしtら、戦前のような体制を目指しているのかもしれません。
そもそも、居酒屋でサラリーマンが上司を殺してやるなどと話し合うような・・・単に犯罪を相談しただけで、処罰されかねないという事で、共謀罪には反対の声が多いので、廃案になった経緯がありました。
そこで、団体という言葉を「組織的犯罪集団」としたそうで・・・ここにおける犯罪とは「4年以上の懲役・禁錮の罪」だそうです。
気になるのは「4年以上の懲役・禁錮の罪」というのが、範囲が広い事です。
何故、もっと、重大な犯罪に絞らないのでしょうか?
さらに、過去の歴史を見ると、この手の法律は、その政府によって都合よく解釈される傾向がある事が気になります。
この「4年以上の懲役・禁錮の罪」というのが、現在ある法律に限らず、将来制定される法律にも適用されるのも気がかりです。