横浜県町田市?

小池百合子都知事が初登頂したというニュースが流れていました。
都職員を前にしての訓示では、拍手までにちょっと間があって、なんとなくギクシャクした雰囲気がしました。

日曜日の投票では、勝つことは予想されたのですが・・・まさかの圧勝でした。
多くの有権者の後ろ盾があるという事で、都議会との関係がどうなるのか、ちょっと興味深いです。

そういえば、最近は、世界的に女性の政治家の活躍が目立ちますね。
特に、イギリスのメイ首相のように、前任だった男性が今一つだった時、後始末役に女性が選ばれる傾向が増えているような気がします。
はたして、アメリカ大統領選でも、ヒラリー・クリントン候補は勝つのでしょうか?

そういえば、メイ首相に関連して、思い出したのが町田市の問題です。
イギリスのEU離脱の国民投票の時に、話題になったのが、町田市が東京都を離脱するか住民投票を行うという話です。

元々、120年ぐらい前には、町田市は神奈川県だったのですが・・・多摩川の水利関係とかで、東京に編入されたそうです。
だから、地図でみると神奈川県側に突き出た不自然な形をしているとか・・・
そのため、小田急線で新宿に行くにも、一旦神奈川県内を通らなければならないとか、市内を走る主要なバスは神奈川中央交通となっているそうです。
また、暮らしの面でも、公共施設などはお隣の神奈川県相模原市と相互利用ができるようになっていて、住民票などはどちらの市の窓口でも発行してもらえるとか・・・あと、年賀状は、神奈川県町田市でも届くという話です。

町田市民にアンケートした結果、神奈川県編入派より東京都残留派が多かったそうですが・・・どちらにも属さないという独立派もかなり多く、神奈川県編入派と独立派を合わせると東京都残留派より多くなってしまうそうです。

東京都残留派の主な理由は、東京都というブランド・イメージだそうで、実利で考えれば神奈川県なのでしょうか?
ブランド・イメージといえば、埼玉県とか千葉県よりは神奈川県も高そうな気もしますが、やはり東京都は別格なのでしょう。
一昔前には、神奈川県という名前をやめて、横浜県にするという話もありましたが・・・もし、横浜県という名前だったら、アンケート結果は違ったかもしれません。

とりあえず、小池都知事には、町田市が離脱したくならないような都政を行ってもらいたいです。