カマカ以外のウクレレ

先日まで、創立100年になるカマカのウクレレと、OEMやコピー品のようなカマカに関するウクレレを紹介しました。
もちろん、カマカ以外のウクレレも持っていますので、それらも紹介しましょう。

以前も書きましたが、お気に入りは、カマカの1960年位から1990年代半ばの物・・・つまり、指板がついた頃のゴールド・ラベルから、塗装が厚くなる前のホワイト・ラベルになります。
そんな訳で、他のメーカーのウクレレは、そんなに沢山は所有していません。

変わったところでは、ギブソンウクレレバンジョーがあります。
ウクレレのように弾けるというだけで、サウンド的には、ほぼバンジョーですね。
普及版のUB-1は良く見かけますが、私の所有するのはちょっと豪華なUB-4というモデル・・・ボディが大きくて、リゾネーターも付いているので、音がデカいです。
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お馴染みにのプラスティック・ウクレレアイランダーもあります。
伝説のジャズ・ギタリストのジャンゴ・ラインハルトが愛用したセルマー・ギターを制作したマリオ・マカフェリが、アメリカに渡って出会ったプラスティックを使用して製作したもので・・・なんと、全米で900万台も売れたそうです。
サウンド的には、意外と普通のウクレレっぽい音がするのが流石にマカフェリです。
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カマカに似たハワイ製のものとしては、サニーDのコンサート・カスタムDXがあります。
個人制作家で生産量も少ないし、当たりはずれが多いとも言われていますが・・・サウンドは、カマカを少しワイルドにしたような感じで、好みの音です。
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1990年頃には、カマカのライバルと言われていた、マウイ・ミュージックのSMDというモデルもあります。
なんでも、工場が火災にあったそうで、現在の物は、かつてほど評価されていないみたいです。
トップがトラ杢のコア材なのですが、サイド&バックはマホガニー材という組み合わせが珍しいですが・・・サウンド的には、今ひとつです。
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同じくハワイ製のケリィというメーカーのメイプル材を使ったウクレレもあります。
バーズアイ杢の出たメイプルを使っていて、音はコア材よりも大きく前に出る感じですが・・・音質的には今一つです。
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他にも、オーソドックスな物を何本か所有しているのですが・・それらは、また機会があったら紹介します。