寄付金控除

税務署へ確定申告を提出しました。
サラリーマンなので、年末調整で良いのですが・・・寄付金控除でお金が還付されるので、その申告です。

そもそも、寄付金なんて見返りを求めないものだから、と思っていたので、以前は寄付金控除の申告はしていませんでした。
それが、ある人から、還付されたお金をまた寄付した方が世のためになるのでは?と言われて、なるほどと思い直し、3年前から寄付金控除の申告をするようになりました。

もっとも、純粋な寄付というのは、それほどしている訳でなく、以前も書きましたが、NGO等13の団体の会員とかサポーターになっているので、その会費も控除対象になるのです。

ちなみに、団体によって、公益財団法人として控除対象になるものと、特定NGOとして控除対象になるものがあり、中には全く控除対象にならない団体もいくつかあります。

公益財団法人と特定NGOでは、控除の計算が異なるようなのですが・・・国税庁の確定申告書作成ホームページで、寄付金額を打ち込めば自動で計算してくれるので、詳しい内容は判りません。

で、申告書を作ったのですが・・・昨年は還付額が8万円だったのに、今年は7万円ちょっと・・・
会費自体は変更なしなので、災害とかで臨時に寄付した分の違いかな?と、思って調べてみたのですが・・・
昨年度より、今年度の方が臨時の寄付の額が多いです。

よくよく調べてみたら、昨年の収入額の方が今年の額より多いのに気づきました。
つまり、昨年は徴収された税金が多いので、その分多く還付されたようです。

税金を納めていなければ、戻ってくる訳がないのは、なんとなく納得したのですけど・・・
例えば、収入が少ない貧乏人がなけなしのお金を寄付したのと、収入が多い金持ちが気軽にポケットマネーを寄付したのとでは、同じ寄付金額であっても有難味が違う気がして・・・それが、金持ちの方が多く還付されるなんて、いかにもお役所的で、心情的に変な制度だと思いました。