カワセミ

昨日、郵便局に年賀状を買いに行った帰りに、散歩がてら近所の野川沿いの道を歩いてみました。
そうしたら、カワセミがいるのを見つけてしまいました。

周りを歩いている人は、まったく気づいていないようでしたが、川辺の枯れ木の先端付近にとまっていたのです。
あっ・・カワセミだ、と思って見つめたら、カワセミも視線を感じたようで、どこかに飛んで行ってしまいました。

実は、10年ぐらい前にも、何度かカワセミを見た事はあったのですが・・・また、見ることができて、なんとなく幸せな気持ちになりました。
単なる鳥だよ、よく見かける、サギやカモ等とどこが違うの?という気もしますが・・・滅多に見かけないし、水辺の宝石と言われるように、本当に美しい鳥なので、つい嬉しくなってしまうのです。

実は、10年ぐらい前は違う勤務先だったので、野川沿いの道を歩いて通勤していたので、年間1~2回程度の頻度で、カワセミを見ました。
というか、カワセミ独特の鳴き方があるので、それで気づいて、そちらの方向を見るといた、というのが正しいですね。
今回の様に、いきなり見つけたというのはほとんどありませんでした。

現在の通勤ルートは、野川にかかる橋を渡るだけなので、長い事、カワセミを見ることはありませんでした。
10年ぐらい前のずっと野川沿いの道を歩いていた時でも、年間1~2回程度だった事を考えると、久しぶりに通って、いきなり出会えたというのは、とてもラッキーだったと思います。

それとも、最近はカワセミの生息数が増えているのでしょうか?

カワセミは綺麗な水のところに生息するといわれています。
近辺に住んでいる方はご存知だと思うのですが・・・この野川という川は、国分寺崖線ハケ)に沿って流れているので、湧き水が多く流れ込んでいるので、住宅地を流れている川にしては水が綺麗なのです。

そういえば、昔、久米宏がやっていた「ニュース・ステーション」(「報道ステーション」の前番組)という番組で、野川を紹介していて、絶滅危惧種のメダカが都会の川にいたと話していたのを憶えています。

もっとも、都会の川の例にもれず、私の子供の頃はすごく水が綺麗でしたが、その後、工場排水や生活排水が流れ込んで、汚くて臭い川になった事もありました。

現在、野川に生息するメダカも、詳しく調査したら、元々生息していたものは絶滅して、他のところで生息していたものがなんかの拍子に紛れ込んで、繁殖したものらしいです。

再びカワセミが生息するような綺麗な川になったのには、多くの方の努力があったのだろうと思うと、感謝しなければいけませんね。


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10年ぐらい前に描いた、カワセミの絵