テレキャスター・シンライン

例によって、書くネタが無くなったので、またギターの話です。
先日、1973年製のテレキャスター・カスタムと同じく1973年製のテレキャスター・デラックスを紹介しました。

今日、紹介するのは1973年製のテレキャスター・シンラインです。

以前も書きましたが、ギターをコレクションしていると、何故か共通の特徴のある物が集まってくることがあります。
このテレキャスターのバリエーション・モデルも、何故か3本とも1973年製です。
もちろん、意図して1973年製を購入したわけではなくて、楽器屋で良いなぁと思って購入したものが、偶然に同じ年に生産されたものだったのです。
これも、何かの縁なのでしょうか?

ご存知のように、1973年製のテレキャスター・シンラインというと、1972年のモデルチェンジ後の2ハムバッカー搭載のセカンド・バージョンになります。
シングルコイル・ピックアップを搭載していたファースト・バージョンは高価で取引されていますが、このセカンド・バージョンも近年取引価格が上がってきているようです。

テレキャスター・デラックスの時も書きましたが・・・ワイドレンジ・ハムバッカーは再生産では構造が変わってしまっています。
このため、再生産のセカンド・バージョンのテレキャスター・シンラインも、音が変わってしまっています。

そういえば、テレキャスター・シンラインといえば、パール柄のピックガードのイメージが強いですが・・・これはファースト・バージョンから引き継いだものです。
しかし、1973年頃にホワイトのピックガードに変更されてしまい・・・さらに1975年頃には、他のフェンダー・ギター同様にブラック・ピックガードに変更されています。
意外と、パール柄ピックガードのセカンド・バージョンは数が少ないですね。

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フェンダー テレキャスター・シンライン 1973年製