ラージヘッドのストラトキャスター

先日、ラージヘッドになった1966年製のストラトキャスターを紹介しました。
ストラトキャスターというとスモールヘッドの方が人気が高いのですが・・・私の場合、エレキギターに興味を持った頃には、既にフェンダーストラトキャスターはラージヘッドだったし、ジミ・ヘンドリックスとかリッチー・ブラックモアのように、ラージヘッドを愛用しているギタリストも多くいました。
それに、最初に購入したのも1974年製のラージヘッドだったので、個人的には、別にスモールヘッドでもラージヘッドでも気にしていません。

それが、1980年代になると、The STRATOモデルを皮切りに、スモールヘッドが採用されるようになり、1982年にはラージヘッドが作られなくなりました。

そんな中、イングヴェイ・マルムスティーンの活躍によって、日本ではラージヘッドの人気が再燃したのです。
実は、上記の1974年製のストラトキャスターも、その時期に下取りに出したのですが、そこそこ良い査定額だった記憶があります。

そんな中、日本向けにラージヘッドストラトが作られたのを当時の楽器店の広告で見た記憶があったのですが・・・
さらに10年以上たった後に、楽器屋で1980年代に作られたラージヘッドストラトキャスターを売っているのを見かけて、あ~あの時のモデルだと思い出しました。

店員は、正体不明のストラトキャスターで、ひょっとしたら複数のモデルを組み合わせたものかもしれないと言っていて、かなり安く購入することができました。
あとから調べてみたのですが・・・このモデルについては、ほとんど記録が残っていないようで、あのように店員が言ったのも無理はない気がします。

このモデル、基本的にはヴィンテージ・ストラトのボディとアッセンブリーにアニバーサリー・ストラトのネックを組み合わせたような感じで、ブレット・トラスロッドや3点止めネックプレートは既に在庫が無かったようで、通常のトラスロッドで4点止めとなっています。

サウンドは当時のヴィンテージ・ストラトとほぼ同じですが、ちょっぴり珍しいのが良いですね。

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モデル名は不明です