昨日は陽気が良かったので、散歩がてらに、実篤公園に行ってきました。
実篤公園には、以前も行ったことがあるのですが・・・かなり前の事で、ほとんど覚えていませんでした。
でも、結構良い場所だった記憶があったので、ふと思い立って行ってみたら、やっぱり素晴らしいところでした。
ご存知の通り、実篤公園は作家の武者小路実篤が晩年に住んでいた家と庭を公開したものです。
もっとも、武者小路実篤については、あまりよく知りませんのですが・・・
京王線の仙川駅から住宅地の中を歩いていくと、ふいに木が鬱蒼と茂っている場所が表れて、そこが実篤公園の入り口となっています。
入園は無料で、入り口から坂を下る途中に、旧武者小路実篤邸があり、こちらも公開されています。
さらに坂を下ると池が2つあって庭園となっています。
つまり、旧実篤邸からは、眼下に庭園を眺められるようになっているのです。
珍しい光藻(ヒカリモ)があるというのですが、こちらは、見た感じでは、今一つでした。
鬱蒼と生えている木による森林浴と湧き水の池のおかげで、かなり気分がリフレッシュできました。
実篤公園に併設されて武者小路実篤記念館があるのですが・・・記憶が無いので、以前、来た時には入らなかったのだと思います。
おそらく、武者小路実篤に興味がなかったので入館料をケチったのでしょう。
今回は、武者小路実篤が収集した美術品のコレクションが展示してあるというので、覗いてみました。
今、これだけのコレクションを収集するとしたら、一体いくらかかるのだろう、と思ってしまい・・・たった200円の入館料だったので、すごく得をした気になりました。
この素晴らしい庭園といい、凄いコレクションといい、武者小路実篤さんって、きっとセンスの良い人だったのだろうと思いました。