自転車のマナー

先日、親子共倒れにならないように、自分も事故や病気に気を付けなければいけない、と書いたのですが・・・
そんなことを書いたのは、急な気候の変動のためか、少し風邪気味だったという事もあったのです・・・
例によって養生しないので、なかなか治りません。

少しぼーっとしているためか、皇居の周りを歩いていたら、後ろから来たランナーに軽く接触されました。
別に、ケガとかはしなかったのですが、直前まで気づかなかくて避けることができませんでした。

その後、・大手町では、危うく自転車とぶつかりそうになりました。
私だけでなく、夏の疲れがでて、少しぼーっとしている人が多い気がします。

信号が青になったので横断歩道を渡り始めたところへ、自転車が突っ込んできたのですが、こちらはすんでのところで立ち止まって、難を逃れました。
自転車は停止線で止まらずに、横断歩道より交差点の内側で止まることがあるので、注意が必要ですね。

最近、自転車のマナーが悪くなったと言われますが、通勤でスポーツ・タイプの自転車に乗っている人が、人混みを縫うように走ったり、かなりのスピードを出している事が多いので、危険に感じることが多いです。

そういえば、少し前に、小学校5年生の子供が起こした自転車事故で、母親に9,500万円の賠償支払い判決が出たことがありました。
なんでも、下り坂で散歩をしていた女性に気づかずにかなりのスピードで正面衝突したそうで、被害者は意識が戻らず寝たきりになってしまったというものです。

被害者側からみれば、まったくの落ち度がないので、この金額は妥当と言えるのですが・・・
被告側の母子家庭の今後の将来の事を考えると、同情してしまいます。
確かに、自転車を買い与えるときには、その危険性を十分子供に教える義務はあると思いますが・・・
母子家庭で忙しい母親だと、子供が事故の被害者にならないように注意することはあっても、子供が深刻な事故の加害者になる可能性があることまで、なかなか気が回らないというのが実情ではないでしょうか?

最近は、このような高額な補償の支払いがあるため、自転車の保険に入る人が増えているそうですが、まだまだ加入数は少ないそうです。

子供が自転車で猛スピードを出すことの一つの要因として、周囲の大人が自転車で猛スピードを出しているのを見て、それでも大丈夫だと思ってしまう、というのもあるような気がします。

保険に入ることは大切ですが、自分が保険に加入しているからといって、猛スピードなどのマナーの悪い運転をして良いわけではありません。
子供の模範となるような、運転を心がけてもらいたいものです。