道路のマナーあれこれ

昨日は、自転車のマナーについて書いたのですが・・・今日も、ちょっと危ないと思ったことがありました。
例によって、皇居の周りを歩いていたときの事です。

車道の信号が赤に変わったときに、車道を走っていた自転車が減速ももせずに、横断歩道側の信号を待っている人の間から歩道に入って来て、そのまま歩道を通って、反対側の信号の横断歩道のところから車道へ戻って走り去ったのです。

そのまま、車道を走っていれば信号で停止しなければならないので、交差点の部分だけ濠側の歩道を走ったのでしょうけど・・・車道側の信号が赤になったということは、横断歩道側の信号はすぐに青になるということで、待っていた歩行者は歩き出そうとしているのです。
まさか、車道から自転車が入ってくると思っていない歩行者の間に、減速もせずに突っ込むという事は危険だと思います。

大手町あたりを通勤で走っている自転車に比べると、皇居の周りを走っている自転車はマナーが良いような気がするのですが、時にはこんな事もあります。
観光客も増えているので、自転車のマナーは改善してもらいたいものです。

そういえば、観光客で思い出したのですけど・・・
30年ぐらい前、築地に事務所あったのですが、市場で使う小型の荷物運搬車両ターレー(ターレット・トラック)が、築地界隈でも我が物顔で走り回っていて、路上駐車も2台並列だったりして、通行の妨げになっていました。
同僚なんかは「ターレーにはナンバーが付いているけど、ちゃんと免許を持っているんだろうか?」と憤慨していました。
それが、築地市場に観光客が増えるについて、いつのまにかマナーが改善された気がします。

反対に、観光客が増えて、マナーの悪さが目立ってきたのが人力車です。
客待ちポイントに群がって駐車するし、歩道を走ったり、狭い道で通行の妨げになったり・・・強引な客引きも目立ちます。

調べてみたら、免許はいらないようで、お客を乗せるのですけど、道路交通法とか旅客運送法の隙間で営業しているらしいです。
観光客でなくても、歴史的な街並みに人力車は絵になって良いものだと思うのですが・・・マナーだけでなく、法整備の改善も必要な感じですね。

ブレーキやライト反射板等の安全装備は?
もちろん保険には入っていると思うのですが、整備不良車両とか安全義務違反とかでちゃんと払われないなんて事はないでしょうか?
余計な心配をせずに、観光客が人力車に乗れるようになってほしいものです。