カーナビのせい?

昨日放送された、テレ朝の「ビートたけしのTVタックル」は「「東京・新橋&巣鴨で聞いた!今週の国民が怒っているニュース」でした。
取り上げられたのは、タイで逮捕された詐欺グループ、事故多発の魔の交差点、韓国による新一万円札の渋沢栄一への批判の3点でした。

詐欺グループや渋沢栄一への批判については、他のニュースでも知っていたのですけど・・・魔の交差点については、ほとんど知らなかったので、興味深かったです。
特に、繰り返される事故の悲惨な映像には、驚かされました。
そこに映っていたのは、ぶつかって横転する車だけではなく、バイクや自転車が出合い頭に自動車に跳ね飛ばされるシーン・・・死人が出ないのが不思議なくらいです。
最近は、監視カメラやドライブレコーダー等が普及したため、リアルな映像を視る事ができるようになって、事態の深刻さが良く分かるようになりました。

出演者の千原せいじさんから、なんで信号機をつけないのか?という質問がありましたけど・・・法律で、信号機を設置する条件が決まっているからだそうです。
しかし、何でこんなところに?と思うような交通量の少ない場所に信号機があったり・・・条件を充たしていなくても設置してある信号機も見かけるような気がします。
あのまま抜本的改革せずに放っていたら死人が出ます・・・・そもそも、事故を防ぐための信号機という法律の趣旨を考えると・・・法律を言い訳にした行政の怠慢なのでは?と思ってしまいます。

ところで、番組で紹介された魔の交差点は、いづれも幹線道路の抜け道が交差する場所だったようで・・・混んでいる幹線道路を避けるため、スピードを上げてしまうようです。
そして、塀に囲まれて視界が悪いため、徐行しても事故になったケースもありましたが・・・ほとんどが、一時停止を守らないドライバーによる事故でした。

これは、魔の交差点という事を知っている地元のドライバーではなく、カーナビによって抜け道を知ったドライバーによる事故が多いのではないか?と思われます。
昔、カーナビの無い時代に、渋滞を避けるため抜け道を探した事がありましたが・・どこにつながっているのか判らないため、おっかなびっくりの慎重運転だった記憶があります。
今のドライバーは、カーナビを信用して運転している事を考えれば・・・カーナビによる地図に、事故の多い場所を表示して注意を促せば、もっと事故を防げるのではないでしょうか?
最新のカーナビには、そういう機能があるのかもしれませんが・・・一時停止を注意する機能とかもあった方が良さそうですね。

上記の、監視カメラやドライブレコーダーによる映像もそうですが・・・事故を防ぐためには、信号機なんかより、最新機器をもっと有効活用する方法も考慮した方が良いのかもしれません。