野生の本能

昨日は、テレビ番組で取り上げられた事故が多発する魔の交差点について書きました。
最近は、監視カメラやドライブレコーダー等による事故の映像があり、かなり衝撃的ですね。

行政が、信号機の設置には法的な基準があって難しいと言っているそうですが・・・命にかかわる事なので、なんとかして欲しいですね。
ほとんど幹線道路の抜け道という事なので・・・地元でないドライバーのために、カーナビで魔の交差点とか一時停止の注意を表示するようにしたら良いのではないか?と、思ってしまいました。

ところで、NHKのニュースで、大牟田市の動物園が増えすぎて駆除した鹿やイノシシなどをライオンやトラ等の猛獣に与えているというニュースがありました。
その話は、以前、新聞記事でも読んだ記憶がありましたが・・・やはり、映像で視るとインパクトがありますね。

通常は、加工した肉の塊を与えているため、あっさりと食べてしまうそうですが・・・動物の姿が残るエサを与えると、明らかに興奮して咥えて走りまわったり・・・野生に近い様子が見られるそうです。
はっきり意味は分からないですが・・・残った肉を藁で隠したりするそうで・・・他の動物に取られないような本能なのでしょうか?。

そもそも、農家の獣害被害で駆除された動物は捨てられていたのがもったいないという事で、有効活用するために始まった取り組みだとか・・・同じ場所をウロウロと行ったり来たりという、野生では見られない行動をしてしまうような動物のストレスを減らすのも目的だそうです。

ちなみに、このような取り組みに対して、来園者にアンケートをしたところ・・・9割は残酷だとは思わないと回答したそうです。
私も、ライオンさんカワイイなんて言っていないで・・・動物園の折の中にいても、愛玩動物ではなく猛獣だという事を、はっきり見せつけた方が良いのではないか?と、思います。
もちろん、そういう光景を見たくない人は、近寄らなければ良いのです。
そういえば、熊本地震の時、ライオンが逃げ出したというデマがありましたが・・・本当に、逃げ出した時に気をつけるように・・・小さい子供らにも見せておいた方が良いのではないでしょうか?

ところで、あの猛獣たち・・・中には、生まれた時から動物園育ちもいるだろうし・・長年動物園で飼われていても、あのように野生の本能が表れるのだと思うと・・・私達人間も、普段、コンクリート・ジャングルでストレスを抑えて暮らしていますが・・・何かの拍子に野生の本能が目覚める事があるのかもしれませんね。