エピフォン

昨日は、ギブソンのバジェッド・ブランドのエレキギターを紹介しました。
バジェッド・ブランドといえば、やはりエピフォンについても述べておいた方が良いと思います。

もっとも、ビートルズが使用したおかげで、エピフォンのブランドは有名となり、ギブソンとほぼ同じ価格で取引されていますし・・・
エピフォンがギブソンによって作られた事も周知の事実となっているので、バジェッド・ブランドというよりは、姉妹ブランドと言った方が良いかもしれません。

エピフォンは戦前からのギターの名門ブランドでしたが、1956年にCMIに買収され、1958年から1970年までギブソンにより製造されました。

単にブランド名が異なるだけで、ギブソンと同じ作りの物もありますが、エピフォン独自のモデルもあります。
そして、ギブソンのモデルを基本として、装飾を変えて、ピックアップにミニ・ハムバッカーを搭載した物が多いです。

バジェッド・ブランドとしてのお得感はあまりありませんが、ギブソンのバリエーション・モデルだと思って楽しんだ方が良いと思います。

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エピフォン リビエラ
エピフォン版のES335

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エピフォン ウィルシャー
位置づけ的にはSGと同じですが、ボディ・デザインは独自のモデルです。

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エピフォン ハワード・ロバーツ
後にギブソンでも作られましたが、ギブソン版はトップがスプルースではなくメイプルの合板でした。
また、ギブソン版は普通のハムバッカーでしたが、エピフォン版はジョニー・スミス・モデルと同じポールピースがマグネットで薄いミニ・ハムバッカーのため、トップから浮いています。