エピフォン カジノ

昨日は、エピフォンのギターを紹介しました。
エピフォンのギターといえば、なんといっても、カジノが有名です。

ビートルズのジョン、ジョージ、ポールの3人が使用したこともあり、ギブソンの同型機ES330よりも高価で取引されています。
こうなると、バジェッド・ブランドなんて言ってられないですね。

ポールの物は、1962年製でヘッドが幅広の時代の物、ジョンとジョージの物はスリムヘッドの1965年製で、ジョージのギターにはビグスビーのトレモロがついています。
ビートルズの人気で、1966年以降は生産量が増えているのですが、ジョンやジョージと同じ1965年製は数が少ないので、高価で取引されています。

1970年にエピフォンの製造が、ギブソンから日本へ移り、その後、韓国や中国でも製造されていますが・・・
今の製品でもカジノの人気は高いです。
そして、ジョンはカジノの塗装を剥がしてナチュラル・フィニッシュにして使用していましたので、オリジナルには無かった色なのに、現在ではモデルではナチュラル・フィニッシュの人気が高いそうです。

ギターの本質は音色だし、その他に轢きやすさなんかもあると思います・・・
だから、ブランドとかにこだわらなければ、バジェッド・ブランドの物は同等で安い、と言えるのですけど。

でも、ちょっと邪道かもしれませんが、好きなミュージシャンが使っているということも、動機になります。
単純にギターとしてみれば、カジノというモデルは、そんない素晴らしいとは思っていないのですけど・・・
やはり、欲しくなってしまいますよね。
(普段は、ギターに魂が宿っているなんて言っているくせに・・・やはり、人間ですから)

もっとも、1965年製は高いので、そんなに変わらないと自分に言い聞かせて1966年製だし・・・
ビンテージの塗装を剥ぐ勇気もないので、別に日本製のナチュラル・フィニッシュを購入して、一応満足しています。

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エピフォン カジノ 1966年製

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エピフォン '64カジノ Withオーダーの寺田楽器
USAのレボリューション・カジノと同じ木部に、USAのピックアップを搭載しています
何故かブルー・ラベルには、kalamazooではなくNashvilleと書かれています。